こんばんわ!!futabaです
いつも読んでくださりありがとうございます。
先日、4月9日に開催された奈良県五條市西吉野の萌の桜祭りというイベントに行って来ました~
このイベントは、奈良出身の映画監督である河瀬直美さん(→最新作は樹木希林さん主演の「あん」で有名です)の作品「萌の朱雀」の舞台となった西吉野を、河瀬さんと一緒にトレッキングするという五條市観光課の企画です。
私はツイッターで河瀬直美さんがこういう企画がありますよ~と紹介されているのを読んで知りました。
「まさか、もう申し込みいっぱいだよね~」
なんて旦那と話してはいたのですが、ダメ元で問合わせたところ、ギリギリ参加申し込みができたのです
なんだか、イイ事・楽しい事・ワクワクする事を引き寄せてる~って実感です
さて、当日です。
なんと、めちゃくちゃスペシャルなゲストが~~~
そう!主演女優の尾野真千子さんです
まさか、尾野さんが来てくださるなんて!!すんごいサプライズです
尾野さんといえば、この「萌の朱雀」がデビュー作品ですね。
河瀬監督が地元の中学校の下駄箱で掃除をしていた尾野さんを見て、映画に出演してほしいとお願いしたことがきっかけだそうです。
尾野さんのご両親ははじめ反対していたそうですが、河瀬監督の熱意にOKを出されたのだとか
作品の撮影中は、中学三年生=高校受験の尾野さんの受験勉強を、河瀬監督が責任もってみてあげていたそうですよ。
尾野さんは映画の撮影中、撮影現場には自宅からでも通える距離にあるのに、他の出演者スタッフとともに、まるで合宿のように寝泊りを共にしていたそうです。
そんな撮影秘話なども盛りだくさん!!
本当にスペシャルなイベントでした。
まずは集合場所に到着、受付を済ますと、今回のトレッキングのルートを紹介したイラストマップをもらいました。
このイベントのために作られたマップは良い記念品になりました
また、河瀬監督の事務所?さんからはカレンダーもお土産にいただきましたよ。
集合場所から、まずはバスでスタート地点へ移動します。
映画に出てきたバスの停留所がスタート&ゴール地点です。
みんなで準備体操をして出発です。
こんな感じでマイク片手に河瀬監督がポイント毎に、映画のどのシーンで使われていたのか解説してくださいました。
当時はオウム真理教の人ではないかと、はじめは地元の人に勘違いされたというエピソードも(笑)
まずは地元の人に受け入れてもらうため、撮影スタッフが地元の方に会った時には必ず挨拶を徹底するとか、撮影スタッフ専用の帽子を地元業者に依頼し作成し、それを被るようにしていたのだとか。
こんな沢の脇も歩きましたよ。もともと登山道ではないため、今回のために地元の方とイベントスタッフで道を整備してくださったそうです。
こんな急傾斜地に民家が点在しています。遠く白い屋根が見えるのは、この日オープンした移住体験型施設です。
みちる(主人公の役名)が歩いた通学路。
撮影の前年のクリスマスに、河瀬監督ひきいるスタッフ皆で、雪の降る中、傾斜地を開墾し、夏に合わせてとうもろこし畑を手作りされたそうです。
20年前の撮影当時、平均年齢20代後半の若い男女が、街との通信手段は1台のFAXしかないという状況で、民家を貸切、合宿のような生活をされていたそうです。
今も撮影当時のまま、みちるの住んでいた家があります。
3年前、そこに石碑がたちました。
ここで河瀬監督と尾野真千子さんのお話がありました。
撮影当時の思い出から、20年たった今の地域の現状について、地元の方への感謝の気持ちや、故郷に対する想いなどを語っていただけました。
今回、私にとって超有名な芸能人、文化人の方とこんなに近くでお話ができる機会ははじめてだったのですが、河瀬監督も、尾野真千子さんもお二人共、とても気さくで親しみの持てるお人柄でした。
ついつい普通の友だちのように話しかけてしまいそうになるぐらい、お高くとまっているような感じはいっさいなくて、本当に一般の人と同じ感覚を持っていらっしゃいます。
いや、一般人じゃないからこそ、ここまでの「地域を盛り上げたい」という想いを現実に形にできるんだなと納得しました。
特に、河瀬監督は奈良を盛り上げようと他の活動にも尽力されています。
映画の中でお婆さん役だった、一般の女性もわざわざ会いにきてくださいました。当時60歳で80歳の役柄、そして今、90歳になられたとのこと。
感動で涙ぐまれるシーンもありました。
作品中、朝食を作っていた竈さんもそのまま残っています。
この後はたくさんの地元の方が協力のもと、お昼ご飯のふるまいがありました
五條市のジビエールという食肉加工の施設からは、ぼたん(猪)汁をいただきました。お肉がめっちゃ柔らかくてとっても食べやすかったです。これは人気で、あっというまになくなっていましたよ。
また、ぜんざいの小豆は尾野さんのご両親が育てた大納言だそうです。大粒でふっくら、甘すぎずこれもまた、おかわりしたくなるぐらい美味しかったです。
地元の企業からは「柿の葉ずし」も。柿の葉ずしのお土産もいただきました。
お餅つきも場を盛り上げてましたよ~。尾野さんは、最初、杵を重たそうに持ってしっかり笑いもとってました
でも、写真のとおり慣れた感じでしっかりついていましたよ
尾野真千子さんは、実家へは年に数回しか帰省できてないそうです。
今回はご両親も参加されていたのですが、親子三人で一緒に歩いたり食事をしたりしている姿を見て、娘と会えた事や、このような地元のために頑張る娘の姿にご両親は本当に嬉しいだろうな~と暖かい気持ちになりました。
山登りの大好きなfutabaは、公開まもなく見た映画「エヴェレスト」での撮影の話などを、正直、めっちゃ聞きたいと思い、尾野さんに声をかけたい気持ちでいっぱいだったのですが…自粛しましたよ
今回は本当に、またとない貴重な体験をすることができました。
あぁ~楽しかった
いつも読んでくださりありがとうございます。
先日、4月9日に開催された奈良県五條市西吉野の萌の桜祭りというイベントに行って来ました~
このイベントは、奈良出身の映画監督である河瀬直美さん(→最新作は樹木希林さん主演の「あん」で有名です)の作品「萌の朱雀」の舞台となった西吉野を、河瀬さんと一緒にトレッキングするという五條市観光課の企画です。
私はツイッターで河瀬直美さんがこういう企画がありますよ~と紹介されているのを読んで知りました。
「まさか、もう申し込みいっぱいだよね~」
なんて旦那と話してはいたのですが、ダメ元で問合わせたところ、ギリギリ参加申し込みができたのです
なんだか、イイ事・楽しい事・ワクワクする事を引き寄せてる~って実感です
さて、当日です。
なんと、めちゃくちゃスペシャルなゲストが~~~
そう!主演女優の尾野真千子さんです
まさか、尾野さんが来てくださるなんて!!すんごいサプライズです
尾野さんといえば、この「萌の朱雀」がデビュー作品ですね。
河瀬監督が地元の中学校の下駄箱で掃除をしていた尾野さんを見て、映画に出演してほしいとお願いしたことがきっかけだそうです。
尾野さんのご両親ははじめ反対していたそうですが、河瀬監督の熱意にOKを出されたのだとか
作品の撮影中は、中学三年生=高校受験の尾野さんの受験勉強を、河瀬監督が責任もってみてあげていたそうですよ。
尾野さんは映画の撮影中、撮影現場には自宅からでも通える距離にあるのに、他の出演者スタッフとともに、まるで合宿のように寝泊りを共にしていたそうです。
そんな撮影秘話なども盛りだくさん!!
本当にスペシャルなイベントでした。
まずは集合場所に到着、受付を済ますと、今回のトレッキングのルートを紹介したイラストマップをもらいました。
このイベントのために作られたマップは良い記念品になりました
また、河瀬監督の事務所?さんからはカレンダーもお土産にいただきましたよ。
集合場所から、まずはバスでスタート地点へ移動します。
映画に出てきたバスの停留所がスタート&ゴール地点です。
みんなで準備体操をして出発です。
こんな感じでマイク片手に河瀬監督がポイント毎に、映画のどのシーンで使われていたのか解説してくださいました。
当時はオウム真理教の人ではないかと、はじめは地元の人に勘違いされたというエピソードも(笑)
まずは地元の人に受け入れてもらうため、撮影スタッフが地元の方に会った時には必ず挨拶を徹底するとか、撮影スタッフ専用の帽子を地元業者に依頼し作成し、それを被るようにしていたのだとか。
こんな沢の脇も歩きましたよ。もともと登山道ではないため、今回のために地元の方とイベントスタッフで道を整備してくださったそうです。
こんな急傾斜地に民家が点在しています。遠く白い屋根が見えるのは、この日オープンした移住体験型施設です。
みちる(主人公の役名)が歩いた通学路。
撮影の前年のクリスマスに、河瀬監督ひきいるスタッフ皆で、雪の降る中、傾斜地を開墾し、夏に合わせてとうもろこし畑を手作りされたそうです。
20年前の撮影当時、平均年齢20代後半の若い男女が、街との通信手段は1台のFAXしかないという状況で、民家を貸切、合宿のような生活をされていたそうです。
今も撮影当時のまま、みちるの住んでいた家があります。
3年前、そこに石碑がたちました。
ここで河瀬監督と尾野真千子さんのお話がありました。
撮影当時の思い出から、20年たった今の地域の現状について、地元の方への感謝の気持ちや、故郷に対する想いなどを語っていただけました。
今回、私にとって超有名な芸能人、文化人の方とこんなに近くでお話ができる機会ははじめてだったのですが、河瀬監督も、尾野真千子さんもお二人共、とても気さくで親しみの持てるお人柄でした。
ついつい普通の友だちのように話しかけてしまいそうになるぐらい、お高くとまっているような感じはいっさいなくて、本当に一般の人と同じ感覚を持っていらっしゃいます。
いや、一般人じゃないからこそ、ここまでの「地域を盛り上げたい」という想いを現実に形にできるんだなと納得しました。
特に、河瀬監督は奈良を盛り上げようと他の活動にも尽力されています。
映画の中でお婆さん役だった、一般の女性もわざわざ会いにきてくださいました。当時60歳で80歳の役柄、そして今、90歳になられたとのこと。
感動で涙ぐまれるシーンもありました。
作品中、朝食を作っていた竈さんもそのまま残っています。
この後はたくさんの地元の方が協力のもと、お昼ご飯のふるまいがありました
五條市のジビエールという食肉加工の施設からは、ぼたん(猪)汁をいただきました。お肉がめっちゃ柔らかくてとっても食べやすかったです。これは人気で、あっというまになくなっていましたよ。
また、ぜんざいの小豆は尾野さんのご両親が育てた大納言だそうです。大粒でふっくら、甘すぎずこれもまた、おかわりしたくなるぐらい美味しかったです。
地元の企業からは「柿の葉ずし」も。柿の葉ずしのお土産もいただきました。
お餅つきも場を盛り上げてましたよ~。尾野さんは、最初、杵を重たそうに持ってしっかり笑いもとってました
でも、写真のとおり慣れた感じでしっかりついていましたよ
尾野真千子さんは、実家へは年に数回しか帰省できてないそうです。
今回はご両親も参加されていたのですが、親子三人で一緒に歩いたり食事をしたりしている姿を見て、娘と会えた事や、このような地元のために頑張る娘の姿にご両親は本当に嬉しいだろうな~と暖かい気持ちになりました。
山登りの大好きなfutabaは、公開まもなく見た映画「エヴェレスト」での撮影の話などを、正直、めっちゃ聞きたいと思い、尾野さんに声をかけたい気持ちでいっぱいだったのですが…自粛しましたよ
今回は本当に、またとない貴重な体験をすることができました。
あぁ~楽しかった
コメント